ミニマリスト百科事典

リサイクルとエコロジー、ミニマリストについてのエッセイ

百科事典の捨て方

家の中で場所を取り、置き場に困る古い百科事典。

大きいし重いし、それでいて何年もページを開くことなく"ほったらかし"になっていませんか?

時代が進むにつれ、私たちの情報収集方法も変わりました。スマートフォンタブレットが手元にあれば、求める情報はすぐに手に入ります。そんな中、かつては知識の宝庫として重宝された百科事典が、今ではほとんど手に取ることのない存在になってしまいました。

今回は、そんな百科事典の捨て方を6つ紹介していきます。タダで捨てるには忍びないとも思いますが、上手に処分すれば心もスッキリ、部屋のスペースも広がり、新しい可能性に満ちた空間が生まれるなど、精神的にも物理的にもメリットが多いと思います。

百科事典の捨て方

それでは、不要になった百科事典を処分する方法を以下に解説していきます。

1.資源ごみとして捨てる

多くの自治体では、古紙回収による紙のリサイクルを実施しているので、収集日に合わせて指定場所に持っていくのが一般的です。ただし、地域によってはカバーや留め具(ホチキス等)に関して、これらを紙から分離してからリサイクルに出す必要があるかもしれません。地域のごみの捨て方(ガイドライン)を確認することが最も大切です。

www.prpc.or.jp

2.古紙回収ボックスへの持ち込み

近所のスーパーマーケット、スポーツクラブなどの商業施設や、公共施設では古紙回収ボックスが設置されている場所があります。古紙回収ステーション、資源回収ボックス、無人回収ステーションなどと呼ばれることもあります。基本的に誰でも無料で利用できるので、近くにあれば活用するといいでしょう。

www.san-a.co.jp

3.古紙回収業者の引取り

地域の古紙回収業者で、本や段ボールなどの紙類を引取りしてもらえる場合があります。出張での引取りは有料かもしれませんが、指定場所への持ち込みは無料で可能な業者が多いので、処分を急ぐなら近所の古紙回収業者をインターネット検索で調べてみるのもオススメです。

tounichi.co.jp

4.ネットで売却・譲渡

新しいものや特殊なもので、需要がある百科事典であれば、メリカリやヤフオクなどで売却する方法もあります。また、ジモティー(あげます・譲ります掲示板)を利用して引き取り手を探すこともできます。ただし、あくまでも内容・状態から需要がある百科事典であることが前提で、昔の一般的な百科事典だと「空振り」に終わる可能性があります。

 

メルカリでの百科事典の出品

 

ヤフオクでの百科事典の出品

 

ジモティーでの百科事典の出品

 

5.古書店に買取(処分)を依頼してみる

状態が良く、現在でも需要がある特殊な百科事典なら、古書店で買取してもらえる可能性があります。ただし、状態が悪かったり、昔の一般的な百科事典は買取を断られる可能性が高いです。

直接古書店に持ち込む前に、電話やメールで事前に連絡し、百科事典の買取、あるいは引き取りについて相談してみましょう。その際、百科事典のタイトル、出版年、状態などの情報を提供するとスムーズです。また、他にも処分したい本がある場合、古書店では”ついで”で百科事典を引き取ってくれる可能性があります。

 

古書店に相談する前の準備項目】

1.処分したい百科事典の情報を整理する

百科事典の出版年、版、状態(汚れや傷の有無)、完全なセットかどうかなど、詳細情報を準備しておきましょう。

2.百科事典の市場価値を調べておく

メルカリやヤフオクで、同じ百科事典の売買情報を調べて市場価値を把握しておくといいです。

3.百科事典の状態を正確に伝える

保存状態が良いこと、破れや書き込みがないことなど、状態の良さをアピールできれば交渉成立の可能性が高まります。

4.抱き合わせで売れる本を準備しておく

百科事典だけでは買取や処分が難しい場合も、他にも売れる本があることをアピールすることで気持ち程度の査定が出たり、値段はつかなくとも処分だけしてもらえる可能性があります。

5.柔軟な姿勢を保つ

買取価格については柔軟に交渉する姿勢を見せましょう。どういう条件なら妥協できるのか予め想定しておくと時間効率がいいです。

 

一つの古書店が引き取りを断った場合でも、他の古書店では異なる反応があるかもしれません。時間があれば複数の古書店に問い合わせてみるといいでしょう。

簡単に複数の古書店にアプローチするなら、以前記事にした↓の方法もあります。よかったら参考にしてください。

jitenkun.hatenablog.com

 

6.不用品回収業者に依頼する

処分を急ぐ、重くて運搬できないなどの理由があれば、不用品回収業者を利用する方法もあります。ただし、有料になるので可能な限り見積もりを取って、金額に納得してから契約をしましょう。トラブルが無いように信頼できる業者を選ぶことも重要です。口コミサイトでの評判をチェックしておくことをお勧めします。

gominavi.com

まとめ

かつては日本のステータス・シンボルだった百科事典も、時代の変化により場所を取り実用性もほとんどない存在になってしまいました。百科事典が部屋の空間を狭くし、管理や清掃がストレスの元になっているのであれば、この際、処分してスッキリするのもいいのではないでしょうか?今回の記事がお役に立てれば幸いです。